2019/06/12
macOS Mojaveにアップグレード
グラボをMetal対応のRX560に変更したことで、ようやくMojaveにアップグレードする準備が整いました。いやあ、ここまでの道のり、意外と長かった…。
で、肝心のインストールですが、特になんの問題もなくあっさり終了です。
まずはMojaveのアップグレードを行う前に、ファームウェアアップデートを行う必要があるんですが、まあ、アップデート中は画面が真っ暗になるものの、あっという間に終わるんでRX560のままでも特に問題はないですね。
その後、画面の指示に従ってMojaveにアップグレードするっていう流れですが、事前に起動ディスクをSSDに変更したこともあってか、思ったよりも早く終わってあっさりアップグレードが完了。
MacBook ProではすでにMojaveにしてたので、これでようやく同じダークモードで作業できる感じでしょうか。
まあ、Mojaveの影響というよりもグラボの影響で、若干、ごくごく稀に画面が一瞬ちらつくことがあったり、Mojaveのバージョンを10.14から10.14.5に変更する過程で、画面が著しく乱れたり…っていうことはあったものの、それらもかなり限られた状態での症状なので、普段使いでは特に気になることはないかな?
少なくとも、普段普通に作業する分においてはなんの問題もなく快適に動いてるのでまずは一安心。
今後の問題としては…、やっぱりアレですよね。Mojaveにして早々、早速次のメジャーアップデートでもある「Catalina」の登場も近づいてて、遂にMid2010は動作対象外になってしまうっていう例のアレですね…。
Metal対応環境になったんで、普通に考えると動くはずなんですが…、まあ、完全に大人の事情で対象外になってる感じですよね、多分。
2019/06/11
ASRock RX560の気になる点
グラボ交換で一気に快適になったんですが、ちょっと気になる点がいくつかあるんですよね。
1、EFIに非対応
MacのEFIに対応してないっていうのは、まあ、仕方がないですよね。元々はWindowsの自作PC用パーツって感じですしね。ただ、EFIに対応してないことの弊害で、起動時に「アップルマークとプログレスバー」が表示されなくなります。
まあ、ただ表示されなくなるだけなので、普段はなんの問題もないんですが、先日のHDD故障問題の時のように、起動ディスクが使えなくなった場合、EFIブートでOSを復元したりネット経由でOSをインストールしたり…っていう最終手段が一切使えなくなってしまいます。
正直、これは恐怖を覚える!
OSになんらかの問題が起きたら即終了って…いくらなんでも恐ろしすぎるでしょ。なので、最悪の場合でも対応できるように、これまで使ってたHD5870も残しておく必要がありそうです。こっちは純正品なのでEFIに対応してるんですが、逆にMetalに対応してないんでMojaveでは動かない…はずなんですが(だからRX560に替えたw)、どうやら、単純にMojaveのインストールができないだけで、一度インストールしてしまえば動いてしまう…らしいんですよね。
なんじゃそりゃ(笑)
まあ、動いたとしても、Metalが使えないので本来の処理能力が発揮できない可能性はありそうですが、システムに問題が発生した時の緊急避難用としてなら、特に問題なさそうですね。なので、最悪、もしSSDの起動ディスクに問題が出たら、一度HD5870に戻して再起動…からの再インストールor復元って流れになりそう。
2、RX460と表示される
これ、最初はすごく気になったんですけど、ちょっと調べてみると、どうやらASRockに搭載されているRX560って、実際はRX460と同様のスペックまで機能を落としたバージョンみたいなんですよね。
え、それじゃほぼ詐欺なんじゃ…って思ったけど、でもまあその代わり、補助電源必要なし、コンパクトサイズ、低発熱、静音ファン、低価格と、性能を犠牲にした代わりにメリットもあるので、この辺りは一長一短かなあと。
実際のところ、ものすごく静かなのは助かってるし、締め切った部屋で長時間使ってても部屋の気温はそんなに上がらないし、そもそも、HD5870と比較して性能が下がってるわけではないので、個人的にはむしろありがたかったりも(ある意味、結果オーライ?)。
OpenGL性能だとほぼ同等
Metalを利用した場合はかなり高速化
全体的な体感速度だと、少しだけ速くなってるような印象はある
っていうか、ぶっちゃけゲームするわけじゃないんで、動画の再生が少しスムーズになったり、Adobe Media Encoderでのレンダリング時にMercury Playback EngineのGPUアクセラレーションでMetalが利用できたりと、現状でも速度アップの恩恵を十分感じられてるので、ASRockのRX560でも別に問題ないかなあっていうのが実際の印象かも。
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2019/06/10
グラボをRadeon RX560に交換
起動ディスクのSSD化でかなり快適になったけど、せっかくなのでこの勢いでOSもそろそろMojaveにアップグレードしようかなあと思ったり。
が、しかし!!!
定期的に表示される「Mojaveにしなよ?」のボタンをクリックしてみると…、まさかの「対応してないからアップグレードできないよ」の表示が。
いやいやいやいや、さすがにそれはないでしょ。そっちからMojaveにしろと言っておきながら、いざクリックすると出来ません…って、なんの嫌がらせなんだって言う。
仕方がないのでちょっと色々調べたところ、どうやらMojaveに対応してるMac Proは2013以降だと…。まじか。ただ、限定的に、2010と2012でも、Metalに対応したグラボに交換すればインストールできるようになる、と。
まあ、要するに、アップル的にはOpenGLとOpenCLをレガシー扱いにして、今後は自社で開発した新しいAPIのMetalをメインにするから、ハード的に古いのはバッサリ切っちゃうよ…と、言うわけですね。
そう考えると、グラボをMetal対応のものに交換さえすれば、とりあえずはMojaveにアップグレードできるわけなんで、Mid2010の扱いもまだマシなのかもしれませんね。
アップルはことごとく古いハードを切り捨てていくのがデフォなので、
9年前のハードが対応してもらえるだけでもありがたい…って言う謎の感覚が(笑)
完全に飼いならされてますね…
で、最初はアップルが公式で対応を謳ってる「MSI Gaming Radeon R 560」にしようかと思ったんですが、やっぱり一番手頃な価格帯のグラボで人気が集中してるのか、ここ最近は逆に値上がりしてるような感じなんですよね…。
わざわざ割高で買うのは気が引けたので、今回はMSIの半額ぐらいで購入できる「ASRock Phantom Gaming Radeon RX560 2G」にしてみました。MSIの方はメモリが4Gで、ASRockは半分の2Gになるけど、長年ずっと使ってたRadeon HD5870は1GBだったので、2Gでも十分なんじゃないかっていう判断です。ASRockのグラボは公式には対応とは謳われてませんが、チップは同じRX560だし、ググると普通に使えるっていう話なので、まあ、大丈夫だろうっていう(笑)
実際、特に問題なく使えました
単純に差し替えるだけなので交換は超簡単なんですが、起動してまたまたびっくり。ファンの音が…ファンの音が…ほとんどしません(笑)
今までずっと使ってたHD5870だと、かなりうるさいと言うか、時々、扇風機をぶん回してるかのような轟音になったりしたので、RX560だと無音に近いぐらい静かになってかなり驚きました。これ、本当に動いてるのかと疑いたくなるほどかも。
うん、思いがけない副産物だったけど、静かなのはイイ!
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2019/06/09
起動ディスクをSSD化
まずは、明らかに挙動がおかしいHDDを廃棄して、代わりにSSDを導入。そう、やっぱり、今更HDDはないなあと。動画データとか、容量が大きいファイルはまだまだHDDに頼るところが大きいけど、でもやっぱり起動ディスクぐらいは最低でもSSDに変更して高速化したいですよね。
最近はSSDの価格もかなり下がってるし、耐久性も昔と違って大きく改善されてるから、もはやSSDの方がストレージの標準になってる印象かも!?
そんなこんなで、今回はCFDの960GBのSSDを選択。今までも起動ディスクは1GBのHDDを使ってたんで、これならほぼ同じ容量のままSSD化できることになります。やっぱり、容量を犠牲にせずに高速化できるってのはかなりありがたい!価格も1万円ぐらいと手頃ですしね。
Mac Proの3.5インチベイに2.5インチのSSDを取り付けるには、別途マウンタを用意しないといけないのがちょっと面倒ですが、それでも接続は同じSATAなので、基本的にはただ本体に刺すだけでOKです。
と、言うことで、早速SSDにTime Machineのバックアップデータを復元して起動してみたんですが、あまりの爆速にビビってしまった…。
ログイン画面が出るまで数十秒程度? ログイン後もあっという間に開いていたアプリが起動するんで、実際に使えるようになるまで1分もかかってないんじゃないでしょうか…。これはもうHDDには絶対戻れませんね。
一応、サブ機としてMacBook Proを使ってるんで、SSDの速さは十分すぎるほど理解はしてたけど、やっぱり遅いのが当たり前だったメインのMac Proがここまで早くなると、受ける衝撃はかなり大きいかも。
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2019/06/08
Mac Pro Mid 2010が昇天!?
長年使ってるMac Pro Mid 2010ですが、年々、起動に時間がかかるようになって、ふと気がつくと、電源を入れてから5分から10分ぐらい経たないとまともに操作できないぐらいになってました。なんと言うか、起動してからが時間がかかると言うか、フリーズしてるのかと思うぐらいずっと重い状態が数分間続いて、一山超えると、ようやく動くようになると言うか。
で、先日、ついにまともに動かなくなってしまったんですよね。
ちょっとアプリを整理しようと思って、使ってないAdobeのアプリをアンインストールしようと思ったらエラーが発生。エラーの内容は、ファイルを移動できないとかなんとか…。
ちょっと不穏な空気を感じたんですが、とりあえず再起動してみると…、まさかまさか、それ以降、二度と起動することはありませんでした(笑)
いや、笑ってる場合じゃないよ!
最初にアップルマークが表示されて、プログレスバーが表示されると思うんですが、半分ぐらいまでいくと、その時点で勝手に電源が落ちてしまいます。何度試しても全く同じ。セーフブートも不可。
これは流石にお手上げ状態。背筋が凍りつくとともに、ついに買い替えか…とも思ったんですが、とりあえずSMCリセットやらPRAMクリアやら、色々試してみたところ、EFIブートと言うか、OS復元画面までなんとかたどり着けたんで、一旦、Time MachineのバックアップからOSを復元してみることに。
そんなこんなでいろんな苦労の末に、なんとか起動するところまでは戻ったんですが、どうも挙動がおかしいんですよね。一応普通に使えるんですが、起動直後はカーソルがレインボーになって数分間応答せず。アクティビティモニタも固まってるんですが、いくつものプロセスが応答なしの赤字に…。
そこでふと我に返って考えたわけです。
そう、これって、単純にHDDがイカれそうになってるんじゃないだろうか、と。
思い返すと、数年前に挙動が怪しくなって以来、深く考えずにそのまま使い続けてたんですよね…。S.M.A.R.T.を確認すると、特に異常はなさそうなんですが、それでもUptimeは軽く3万時間を超えてたんで、まあ、このまま故障してもおかしくはないですよね。
と、言うことで、思い切って全面的に総メンテナンスすることにしました。